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2012 03,19 01:43 |
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「基本プレイ無料!!」
この文字がネット上を飛び交うようになったのはいつ頃からだろう。 それは常識的に考えてあり得ない謳い文句。 質の高いMMOを作り上げるまでに数億円。 月の運営費や広告、無料でやりくり出来るワケがない。 この謳い文句が物語る運営側の意図が透けて見える。 「バカには『無料』に見えるだろ」 実際にゲームを始めてみれば、あの手この手で課金を強いる。 いつしかユーザーは、「どのゲームが一番あくどくないか」を見るようになる。 基本プレイ無料を謳った時点で、全てグレーゾーンであるはずなのに。 こうなると新作ゲームのほとんどが、「現金回収マシーン」と化す。 数千万で短期間で仕上げ、現金回収。この繰り返し。 短期間のうちに、1社の開発したゲーム数が10作を超える時点でおかしい。 もとよりこのグレーゾーンは、ネットの世界だけの話ではない。 昔からグレーゾーンは存在した。 「犯罪ではないけど倫理的にどうか」 このグレーゾーンで商売する人間は蔑まれてきた。 ヤクザと政治家の専売特許だった。 ところが、一般市民がこのグレーゾーンで商売をし始める。 きっかけは金融資本主義の台頭だったと思う。 「あ、いいんだ」と気づき、「やったモン勝ち」だと気づく。 倫理的に や、人として恥ずかしい よりも収益が勝った。 そんな時代の象徴として、「基本プレイ無料!」の文字が躍動しているように感じる。 ゲームに話を絞って考えれば、この悪流のきっかけは「ワンダースワンの敗北」にまで 遡ると考えるが、割愛。 プレミアムモードの実施に至るまでの運営側の葛藤が想像できる。 素晴らしい発表内容だったと思う。 「課金できない人はゲームやるなってこと?」 という意見があるかも知れないが、 PS3や3DSのソフトが無料で配られる時代が来ない限り、 当然そうなるのは世の理。当たり前のこと。 もしも日本が社会主義国家になったとしても無理だろう。 何か商売をする時に、相手をいかに騙して儲けるか じゃなく、 良い物を作って認めていただく そのための努力を惜しまない、 そんな運営であって欲しいと思う。 当然そうなると、『過程』が存在し、成長過程で満足を得られず、 去るユーザーもいるかも知れないが、それも当然。商売とはそういうもの。 昔TVで活躍した、料理の鉄人で御なじみムッシュ坂井氏は、 「去るものを追ってはならない」をモットーで商売をしてるらしい。 誠実な仕事を全力でやり遂げて、それでも去るユーザーを追う必要はない。 そこに不安が生じるという事は、自分の仕事に不安がある証拠。 不完全でもベストを尽くすなら、応援するギャラリーは増える。これも必然。 当たり前のことが当たり前に評価される時代は、黙ってても向こうからは来ない。 時代を選ぶのはユーザーであり、布石を打つのは運営である。 プレミアムモード。 圧倒的に支持。 PR |
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