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2012 03,06 12:58 |
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3月。
アストゥルーブの町は活気に溢れていた。 そこらじゅうに露天商が立ち並び、食材から財宝まで、 様々な生活が、幸福が、そして笑顔が売られていた。 物価も安定している。 他国の通貨を違法に流通させるRMTやBOTと呼ばれる 国際指名手配犯や彼らの組織が、 この国のGMによって取り締まられている証拠なのだろう。 また、マーケットプライスを違法に高騰させようとする民衆も少なく、 この国は善良な市民によって物価は守られ、 更にGMが監視する という、恵まれた環境にあるようだ。 「それは仕様です」 この言葉が、良い意味で流通する世界があるなんて。 「おじちゃん!イモムシちょうだい!」 「あいよ。ちゃんと真面目にクエストやるんだぞ」 「うん!」 私はコックとしての生活もようやく始めた。 子供達におやつがわりのイモムシを配っている。 利益になる商売は、まだまだ先でいい。 今は幸福を『与えてもらっている』。それでいい。 「ねえねえおじちゃん!冒険のお話聞かせてよ!」 「ねえねえチョコボって強いの!?」 「ガイコツってバカなの!?」 好奇心旺盛な子供達が集ってきた。 私はアルバムを出し、子供達との会話を楽しむことにした。 「じゃあこれをみてごらん」 「お墓だ~!怖いよぉ~!」 「だいじょうぶだよ。このダンジョンは隠されたスイッチを押さないと中に入れないんだよ」 「へー。中にはなにがあるの?」 「(´☣౪☣)・・・オバケが・・イルンダヨ・・・」 「ぎゃぁ~!!!!」 「このダンジョンをクリアすると、ガイコツを召還できるようになるんだ」 「すごい!ボクも欲しいな!!」 「でも、一切言うことを聞いてくれないんだよ・・・」 「・・・・(´;ω;`)ブワッ」 「(´;ω;`)ブワッ」 「これをみてごらん」 「まりりんまんそん?(。╹ω╹。)」 「ギルドリーダーのコスプレだよ」 「・・・・(´;ω;`)ブワッ」 「(´;ω;`)ブワッ」 「ねえねえこの写真はどうして画質が悪いの?」 「それはパソコry・・・」 「・・・・(´;ω;`)ブワッ」 「(´;ω;`)ブワッ」 「暗くなる前に帰るんだぞー」 「はーい!」 夕方になると、まだ少し肌寒い。 1日1日があっというまに過ぎていく。 私はLv50になっていた。 PR |
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めちゃおもろいわ(>_<)
【2012/03/0623:09】||Sute#7fe02eca1e[ EDIT? ]
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シャファー・・・
(´;ω;`)ブワッ 【2012/03/0623:47】||クラマ#c710003c[ EDIT? ]
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